BLOG リボルト松山店ブログ
2024.12.02
新車でもコーティング前の下地処理(洗車)に力を入れてます
新車へのコーティングというと多くの方が『新車なのでボディ状態が良く洗車してコーティング剤を塗っている』という認識であると思います。
確かに新車ですのでボディ状態は良いのですが、通常洗車してそのままコーティング施工できる新車はまだ出会ったことがありません。
リボルト松山では新車の洗車に2~3時間、経年車であれば丸1日洗車に時間をかけることもあります。
なぜそこまで時間をかけるのかというとコーティングの仕上がりは『下地処理で決まる』からです。
シミや鉄粉、汚れなどがある状態ではコーティング剤は上手く定着しません。経年車では躊躇に差が出てくるのですがシミや汚れがある状態の上にコーティング剤を塗っても1~2カ月でほとんど効果が無くなるものもあります。
それだけ重要な下地処理だからこそ細かなシミ、汚れなども見逃さないよう高輝度LED照明と完全屋内で施工環境にまでこだわり施工を行っております。
磨き前の下地処理(研磨を行わない新車限定コースの洗浄)
ドア開口部内側
ドアの付け根(ヒンジ)
トランク開口部
バックドア内側
給油口
グリル
全体の通常洗車をした後にシャンプー洗車では落ちないシミや汚れに合ったケミカル(洗剤)を使用し除去していきます。
ドア内側の水シミやグリス除去
ドアヒンジのグリス除去
ボンネットのヒンジグリス除去
新車時には各ヒンジなどに錆止め用にグリスが塗布されていますが、とてもばらつきがありグリスの余剰分が多い車両があります。使用に伴いグリスにほこりなど汚れが付着しやすくなり早々に美観を損ねるようになりますので新車時にもグリスの余剰分を除去するようにしております。
ワックスの拭き残し
メッキ部の水シミ(新車納車前の洗車時の拭き上げが甘いと水道水が乾いてシミとなります)
新車なのに鉄粉?と思われるかもしれませんがメーカーから出荷された後の保管場所や、輸送中に付着することがあります。愛媛は船で運ばれることもあるので保管中に近くに工場などがあると鉄粉が付着することもあります。
洗車後の水の流れや拭き上げ時のクロスのわずかな違和感から鉄粉が付着していることを把握します。
トラップ粘土の除去では傷が入ってはいけませんのでケミカル(洗剤にて除去します)
紫色に反応しているのが全て鉄粉です。通常のコーティング前の下地処理剤では落とすことは不可能ですのでほとんどのお車のコーティングは鉄粉除去がされずにコーティングされているかも?
新車のルーフやボンネットには納車前まで汚れの付着やシミから保護するため保護フィルムで覆われております。ただし保護フィルムを剥がす際に糊跡など残ってしまうことがありますがよく見ないと気づけないこともありますがテープの糊跡も見逃さず除去しております。
新車のホイールも通常の洗浄では落ちない油分などのシミがあることがあります。
新車だけではなく経年車の方がさらに難易度が上がります。
ドアヒンジのグリスに汚れが付着すると黒ずんだりしますがきれいに除去します。
メッキパーツの隙間の汚れも時間をかけてきれいに。
エンブレムの隙間も
近年によく見られる複雑な形状のグリルも一つ一つ時間をかけてきれいにします。
パッと見キレイなレベルだとそれほど時間はかかりませんが、細部にまで拘りもう少しのとこからが時間がかかり技術の差が出てくる部分だと思っております。
新車だから大丈夫ではなく、常に何かあるかもしれないと考えて施工してますので、見逃しが無く最高の状態に仕上げてからコーティング施工をしております。
車のカーコーティングは下地処理に重点を置いているリボルトにお任せください。お客様の大切なお車を真心こめてきれいにさせて頂きます。
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