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トヨタ・ヴォクシー

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今回入庫いただいたお車は、トヨタ ヴォクシーのZSです。トヨタのミドルサイズミニバン三兄弟といえば、ヴォクシー、ノア、エスクァイアですが、中でもヴォクシーは、若いファミリーを中心に人気を集め、車種別販売数が最も多い人気モデルです。現行型の3代目が登場したのが2014年で、マイナーチェンジと改良を行い、間もなく7年目となりますが、そのスタイリングは今でも全く古さを感じさせませんね。今回のZSグレードは、エアロパーツでよりアグレッシブにドレスアップされた唯一の3ナンバー仕様で、フロントフェイスは迫力を感じますね。更に、よりスポーティーさを求める方には、専用パーツでチューニングされた「GR SPORT」もラインナップされていますので、他のミニバンにはない楽しみ方ができるのも、この車の魅力ではないでしょうか。

《施工内容》
リボルトボディコーティング
フロント窓ガラス撥水加工

今回は、オーナー様より「ボンネット・天井のシミがひどいのでどうにかなりますか?」とご相談を受けました。まず、ご使用状況をお伺いしたところ洗車は洗車機で1~2ヶ月に1度、駐車場は屋根無し保管ということでした。お車のカラーもブラッキッシュアゲハガラスフレーク<221>という黒系のカラーですので、シミや傷も目立ちやすい状況です。

今回のコーティングコースは、全体的なシミや傷を除去するため、「リボルト」のコースで施工させて頂きました。コーティングは、上位コースの「リボルト・プロ」にはコーティングの効果期間・艶・輝き・膜厚・防汚効果では敵いませんが、下地処理(磨き)は上位コースと同様に行います。

まず、全体の洗車を行ってから通常の洗浄では落としきれない細部の洗浄を行います。

エンブレム洗浄前

洗浄前

エンブレム洗浄
洗浄中

エンブレム洗浄後
洗浄後

後ろナンバー周辺洗浄前
洗浄前-2

後ろナンバー周辺洗浄後
洗浄後-2

ボンネット研磨前

研磨前

ボンネット研磨1工程後

研磨後

1工程研磨後、洗車傷は無くなり艶が出ましたが、オーナー様の気になる水シミは、クリア層にまで浸透していたため、途中経過と次の工程についてオーナー様とご相談しました。水シミを除去するには、クリア層に浸透している深度までの研磨が必要になりますが、限度のあるクリア層ですので見た目を優先するシミの完全除去が必ずしも塗装に良いわけでは有りません。美観と耐久性のバランスを取りながら仕上げていくことが必要です。

ボンネット研磨後

研磨後-2

クリア層を確保しつつ、シミを目立たなくすることができました。

続いて下地処理にて整えた塗装面に2層のコーティングを施工します。1層目に石油系溶剤を含まない環境に考慮したガラス系のコーティング剤を塗布します。2層目には紫外線軽減効果抜群の撥水性能、防汚性能のあるコーティング剤を塗布し仕上げました。

オプションでフロント窓ガラス撥水加工も承りました。
ワイパーが通らない部分には全体的にウロコ状のシミが有りましたが、こちらもしっかりと下地処理をし、シミを除去してからコーティング施工しております。

ウロコ除去前

ウロコ除去後

コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

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