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トヨタ・アリオン

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2021年3月末をもって生産が終了することが決まったトヨタ・アリオンですが、兄弟車のプレミオと発売から約13年間、日本の道路事情で扱いやすいサイズのミドルセダンとして、ロングセラーなお車でした。

《施工内容》
ボディーコーティング リボルト
樹脂パーツコーティング リボルトプロ
ホイールコーティング リボルト
全窓ガラス撥水加工

今回はオーナー様より、約9年経過した車なので一度リフレッシュしたいとのことでお預かりしました。長年の蓄積した汚れがドアの内側や、エンブレムに溜まっておりましたので、汚れにあったケミカル(洗剤)を使用し、洗浄していきます。

ドアヒンジ汚れ

ヒンジ前

ドアヒンジ洗浄後

ヒンジ後

エンブレム洗浄前

エンブレム清掃前

エンブレム洗浄後

エンブレム清掃後

オーナー様のお手入れもよく、全体的に傷は少なかったですが天井など上面に水シミ(ウォータースポット)がありましたので、クリア塗装を確保しつつ研磨していきます。

ボンネット研磨前

ボンネット研磨前

ボンネット研磨後

ボンネット研磨後

天井研磨前

ルーフ研磨前

天井研磨後

ルーフ研磨後

水シミは残っていますが、更に研磨となると費用が大幅にかかるだけではなくクリア層が薄くなり、傷が入りやすく、耐久性の低下から年数経過とともにくすみの原因となりますので、予算とこれから何年乗るか等、オーナー様と相談しながら進めていきます。

天井の研磨時に、ゴムのモールを保護したマスキングテープですが年数が経過した車両ですと少なからずはテープ側にゴムの跡が移ります。

マスキング


このような症状を少しでも軽減するべく、テープを何度か貼り剥がし、粘着を弱めてから貼り付けをします。また、よくある光景ですが、保護する箇所を全体をマスキングテープで保護してから研磨することは長時間テープが張り付いた状態になりますので、ここは効率を下げてでもお車へのダメージを最小限にする為、研磨する箇所のみ保護してから、作業を進めております。

続いて、樹脂パーツコーティングです。年数経過とともにワイパーなど黒い樹脂部が白く劣化してきますのでリフレッシュするには部分的にリボルトプロのコーティングを施工するのもオススメです。しっとりとした黒く艶が戻ります。

ワイパーカウルトップ

ワイパー

ドアミラー

ドアミラー

続いて、ボディー塗装面へのコーティングです。今回、施工するコーティング剤リボルトはリボルトプロと同様の細部まで徹底した下地処理にて整った塗装面へベースコートとトップコートの2層ガラス系コーティングを行います。従来のガラスコーティングに付きまとうイオンデポジット(雨
シミ)・ウォータースポットの問題を従来比軽減するために、リボルトグループにて独自に研究開発されたガラスコーティングです。水溶成分で石油系溶剤を含まない環境に考慮したコーティング剤であるため、酸化による被膜劣化の心配がありません。


続いてホイールコーティングです。コーティング前にはホイールナット取付部の細部まできれいに洗浄します。


ホイール洗浄前

ホイール洗浄前

ホイール洗浄後

ホイール洗浄後

ホイールコーティング後

ホイール施工後


窓ガラス撥水加工も承っておりますが、リヤガラスにある燃費基準ステッカーが劣化してきておりましたので、オーナー様へ連絡の元、ステッカーを剥がしてガラス全体を撥水加工しております。

燃費ステッカー

ステッカー剥がし後

ガラス


コーティング後は、当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用して正しいセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。

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